大学では、データ分析を通して様々な文化を探る学問に取り組んでいました。非常に興味深い学術分野であり、熱心に勉強に打ち込んでいたのですが、3年次になって就職を意識するようになると、もっと自分の知らない世界も経験してみたいという思いが湧き、企業のインターンシップに積極的に参加するようになりました。中でも社会インフラに関わる企業への関心が強く、世の中に対して影響力の大きい仕事ができるのではないかと思い、通信業界やエネルギー業界のインターンシップを中心に参加していました。日本総研のインターンシップに興味を持ったのは、金融とITは社会インフラと言える存在だと考えてのことです。ITに関する知識はほとんどありませんでしたが、何か新しいことを学んでみたいという好奇心が勝り、挑戦することにしました。多大な労力を要する体験になるだろうと予想はしていましたが、自分の想像をはるかに超えるインターンシップの内容に、私はとても大きな衝撃を受けました。

日本総研のインターンシップは、学生同士でチームを組み、設定されたテーマに沿って新しい金融システムを企画して発表するという内容でした。参加してまず驚いたのが、最初に与えられた情報の量。厚さにして5~6センチはあるような膨大なボリュームの資料が渡され、それを短期間でインプットして、どのようなシステムをどう作るかを論理的にアウトプットしなければなりません。当然、一人で処理しきれる量ではないため、チームメンバーたちと業務を分担し、協力しあって進めていかなければならず、その場で初めて会った、バックボーンが全く異なる人たちといきなり突っ込んだ議論をすることが求められました。思えば、毎日無我夢中でワークに取り組むあまり、私のチームは当初議論が迷走してしまいました。目の前のことに一生懸命になりすぎて客観的な見方ができず、的外れな方向のアウトプットを出してしまったこともありました。結局、私としては満足のいく結果を残せたとは言い難い状態でインターンシップを終えたのですが、他社のインターンシップと比べ、自分が全力を出して取り組むことができたことが清々しい思いでした。

当初はあまり意識していなかったIT業界ですが、このインターンシップを通して、日本総研で得られるキャリアは「社会に必要な仕組みづくりを高い視点からマネジメントできる」という、私が目指す将来像とマッチしていることを発見し、一気に志望度が高まりました。また、このインターンシップで身に付いたスキルもたくさんありました。例えばシステムを企画するにあたって、短時間で情報をインプットして本質を理解し、論理的に相手に伝えるということが繰り返し求められます。これは、ビジネスの現場ならどこでも求められるスキルであり、こうしたビジネスパーソンとしての基礎力が磨かれるという点で、当社のインターンシップは大いに参加する価値があると思います。文系学生の中には、IT業界=プログラミング、というイメージが強くあり、先入観から苦手意識を持つ人もいるかもしれません。しかし、入社してみると、学生時代にITの知識がなくても論理的に考える力やコミュニケーション能力があれば十分に活躍することが可能であると、改めて感じています。イメージに流されることなく、何でも吸収する。そんな姿勢が、社会人になった時にもきっと役に立つのではないでしょうか。
日本総研に入社してまだ間がない私ですが、将来は海外でキャリアを積みたいと考えています。自分が成長できると思うことは、何でもトライしていきたい。その気持ちは、これからも変わらないはずですし、日本総研というフィールドであれば実現できると確信しています。