10年後を見据え
フィナンシャルグループの
IT戦略を描く。
K.Kato
入社:1998年
専攻:理工学研究科
大切なのは「誰と仕事をするか」
最強のチームで金融の未来を描く
「誰と一緒に仕事をするか」ということは、とても重要だと思う。仕事はそれ自体が面白いのではなく、自分自身、そして一緒に働く仲間と共に面白くするものだ。それが働くことの原点だと思う。 現在、私は三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)のITインフラ企画を担当しており、超大型プロジェクトを推進する傍ら、10年先を見据えたグループIT戦略を構想するという重責を担っている。これを推進するのはかなり骨が折れる仕事だが、信頼できる仲間たちとともに未来を描く作業はとても楽しい。それぞれの専門性を活かして、様々なアイデアや構想を練り上げる。その一つ一つを吟味しながら未来を描いていく。

以前、米国IT企業の研究所をいくつか視察し、今後のIT動向についてディスカッションを行ったことがある。その際に強く実感したのは、ITで描かれる未来にはとても大きな可能性が秘められているということ。最近は仮想化技術の進化が目覚ましく、近い将来100個のサーバを1個に集約できるかもしれない。アメリカのクイズ王に勝利した考えるコンピュータ(人工知能)や3Dホログラム、AR(拡張現実)などの新技術、スマートフォンやタブレットなどのITデバイスの多様化、ネットワーク回線やコンピュータの処理能力の進化など、ITの進化は想像をはるかに超えるスピードで進んでいる。
「これを金融ビジネスに応用し、付加価値の高い金融サービスをいかに創造するか」それが私たちの課題である。キャリアを振り返って改めて感じるのは、どんな立場でどんな仕事をしていても、社会・経済の根幹をなす金融ビジネスを支え、その発展のために何ができるかを考えつくすことが私たちのミッション。そして、今まさに、同じ想いを持つ最強の仲間たちと共に、最高に面白い仕事ができていると感じている。

My Career History
1998年
セキュリティ事業本部(当時)
新しい技術を使って世の中を変えていきたいという志を持って入社。その希望通り当時黎明期だったセキュリティ事業の立ち上げに参加。電子商取引が現在のように当たり前ではない状況で、電子認証やICカードの暗号処理などについてのセキュリティ分析、コンサルティングなどを担当した。
2004年
リスク品質統括部(当時)
大型プロジェクトの側面支援を担当。この際、プロジェクトマネジャーとしての問題発見能力を磨き、経営層宛てレポートを通じて、経営からみたプロジェクトの視点を学ぶことができた。また、開発各部門や本社部門など全社にまたがる関係者とのコミュニケーションを通じて社内人脈と広い視野も培うことができた。
2007年
カードシステム開発部門  次長
クレジットカードやリース業務に関わるシステム開発部門にて、部門全体の運営を統括するセクションに所属。部門長の補佐役として数百名にも及ぶ部門組織の運営に携わった。組織編成の見直しや組織風土の醸成など、経営的な視点からシステム開発組織の構築に関わることができた。全体最適の実現を常に意識し、部門内の各セクションとの連携を密に行いながら、部門全体の戦略実現に向けて様々な事案に取り組んだ。
2009年
社長室(企画)次長
本社企画部門の管理者として、全社のリスク管理や総務事項などを所管した。役員室のすぐ近くに自分の席が配置されており、日常的に役員からの指示や要求などが舞い込んでくる緊張感のある環境だった。私のミッションは、経営層が描いた戦略を現場に根付く形で戦術化し、実践するための仕組みづくりをしていくこと。いわば経営と現場の橋渡し役であり、現場部門ごとのアクションプランの策定や実行プロセスのチェック、振り返りなどを仕組み化していくことであった。難しい判断にあたっては「正しいことを貫くこと」を信条とし、会社にとって何が正しいか、時に現場との摩擦と向き合いながらも会社が一番良くなる方法は何かを基準に行動することに徹した。
2012年
三井住友フィナンシャルグループ IT企画部 グループ長
現在、フィナンシャルグループ全体のITインフラ企画を担当する部署のグループ長として、情報システムの技術戦略策定、グループインフラの効率化などを推進。想像を超える超大型のITインフラプロジェクトに挑みながらも、10年後を見据えたグループの技術戦略立案に携わっている。