スマートフォンアプリ開発を通じて、
金融グループ戦略の未来を担う。
ITソリューション部門
  • 若手
  • 女性
  • 文系
M.Yamaoka
所属 : ITソリューション 研究科/学部 : 言語文化学部
日本総研でのキャリア : 入社後、銀行のスマートフォンアプリ開発部署に所属。
アジャイルでの開発手法を用いたスマホアプリ開発を担う。
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通訳の世界から一転し、
金融ITの世界へ飛び込んだ。

学生時代、私は外国語大学で通訳の手法を学んだ。しかし就職を間近に控え、社会人になったら語学とはまったく違うことにチャレンジしよう、と思うようになっていた。その理由は様々だが、AI(人工知能)に関するニュースが増えるにつれ、いつかは通訳の仕事が機械に取って代わってしまうのではないかという不安が影響したことは確かだった。私がITを目指す糸口となったのは、大学で学んだ機械翻訳の授業である。ごく簡単なプログラミングを学んだだけだったが、いつかどこかでこの経験が将来につながるかもしれないと予感していた。その後ドイツに留学した私は、クレジットカードや海外送金など金融システムに触れる機会が多かったことから、金融システムの世界に興味を持ち始めた。システム構築によって金融機関を支える仕事の存在を知り、帰国後すぐにIT企業を目指して就職活動を開始。日本総研の担当者が入社後のキャリアについて最も丁寧にアドバイスをしてくれ、それが後押しとなってITエンジニアの道を進むことを決意することができた。

若手主体のチームが、
アジャイル手法でのアプリ開発を主導。

入社後の新人研修では、半年をかけてしっかりとプログラミングを学んだ。知識を深めるにつれて、プログラミングの手法が同時通訳のプロセスとかなり共通していると気づいた。プログラミングも言語の1つなので、言葉の意味や形式を同時に処理していくという意味では、両者は非常に似ている。もともとプログラミングに向いていたこともあるのだろうが、自分でも驚くほどスムーズにITの世界になじむことができた。
現在、私はグループ企業の何百万人ものお客様が利用する、スマートフォンのアプリ開発を担当している。今回はグループ企業との要件定義や確認作業と、アプリの開発業務を並行して行うアジャイルという手法を取り入れ、開発期間を大幅に短縮するという目標に向かって取り組んでいる。この開発業務を担うのは、入社2~3年目の若手メンバーが中心のチームだ。銀行の担当者と日々意見をすり合わせながら、スピード感を持って開発を進めるというのが今回の私たちのミッション。今回のアプリはグループが一丸となってチャレンジする新たな取り組みの1つなので、リリース後のお客様の反応が今から非常に楽しみだ。

将来は語学の経験を活かして、
海外の現地法人に活躍の場を求めたい。

日本総研に入社して一番驚いたのは、若手に対する仕事の任せ方が非常に大胆なことだ。入社1年目の時、「あんな風に仕事に取り組んでみたい」と憧れを持って見ていた先輩の仕事を、入社2年目の自分がもう担当することになろうとは夢にも思わなかった。自分の経験と知識ではまったく歯が立たないと思われた業務も、周りに助けられ、なんとか前進させることができている。想像以上にハードな毎日ではあるが、思った以上に早く成長できていることに満足感を得ていることも事実だ。また、外国籍のエンジニアと協業することが非常に多く、語学が活かせる環境が増えつつあるという点も外国語を学んできた私にとっては嬉しい発見だった。将来は海外拠点に赴き、さらに自分の強みを発揮できる環境で研鑽を積みたいと思う。