2021年より、キャリアフレームが変更されました。
キャリアフレームを変更された理由と目的について教えてください。
            
              Kimizuka
              当社における「キャリアフレーム」とは、会社として社員に求めたい「専門性」を見える化したものです。今回、社内でどのような専門性を追求できるのかを分かりやすくすることを目的に、2021年からそれまで3つだったキャリアフレームを細分化し、現在は10個のキャリアフレームがあります。
             
            
              Fujino
              新しいキャリアフレームでは、従来の「アプリケーションエンジニア」「テクニカルエンジニア」「プロジェクトマネージャー」に加え、「ITアーキテクト」「ビジネスアナリスト」「DXプロデューサー」など専門性に特化したフレームを新設しました。
             
            
              Kimizuka
              新キャリアフレームによって今の仕事でどのようなスキルが求められているのか、現時点での自分のスキルレベルはどうか、今後スキルアップしていくには何が必要かなどといったことを各職場や社員個人で自律的に意識できるようにしました。
             
            
              キャリア形成支援紹介
              
                
                  
                    | 分類 | キャリアフレーム | 
                
                
                  
                    | ソリューション系 | アプリケーションエンジニア | 
                  
                    | テクニカルエンジニア | 
                  
                    | プロジェクトマネージャー | 
                  
                    | ITアーキテクト | 
                  
                    | データサイエンティスト | 
                  
                    | 戦略・企画系 | ITストラテジスト | 
                  
                    | ビジネスアナリスト | 
                  
                    | DX系 | DXプロデューサー | 
                  
                    | 先端技術系 | 先端技術エンジニア | 
                  
                    | セキュリティ系 | セキュリティエンジニア | 
                
              
             
            キャリアフレームの変更による、現場社員の反応はどのようなものがありますか。
            
              Kimizuka
              キャリアフレームごとに求められる技術的な要件とそのレベルを定義する「スキルディクショナリ」は、現場での活用が広がっています。実際に、現場から「このキャリアフレームを対象とした育成プログラムを検討してほしい」といった具体的な依頼を受けることが増えました。
             
            
              Fujino
              私自身は、個人の志向としてさまざまな専門領域に目を向ける社員が増えてきたのではないかと感じています。これまでは「ものづくり」に近い領域に興味関心があっても、経験を積むに連れてプロジェクトマネージャーを目指す、というケースが多くありましたが、今は「データサイエンティスト」や「セキュリティエンジニア」といった専門性の高いキャリアを明確に目指す社員も増えてきました。今後はさらに個人が意識的に自分の専門性を生かしたキャリアを切り開き、成長していくようになると思います。
             
            
              Kimizuka
              われわれの役割は、社員一人ひとりが自分のキャリアを切り開き、よりよい選択ができるようサポートすることにあります。キャリアフレームの整理や研修機会の提供などにより、当初の目的が社内に徐々に浸透してきていることを感じています。